• DOCTOR'S COLUMN
16.09.13|お口の中のバイキンの話(臨床に役立つ微生物学)



先日、横浜市保土ヶ谷区歯科医師会で神奈川県歯科医師会共催の学術講演会を拝聴してきました。僕は矯正歯科専門で診療しており、矯正治療以外は通常行っていないので、一般的な歯科治療についての講演を聞く機会は少なめではありますが、保土ヶ谷歯科医師会の学術委員をやっている関係で、こういった機会に恵まれています。
さて今回は、「臨床に役立つ微生物学」と題して神奈川歯科大学微生物感染学分野 浜田信城教授に講演いただきました。長い名称ですが、以前僕たちが学生だった頃は短く細菌学と言っていました。
英語、ラテン語表記の細菌達の名前 等 学生の頃に習って今は少し薄れている学習記憶を懐かしく思い出しながら興味深く聞いておりました。
歯周病や齲蝕(虫歯)の基礎科学的な発生機序、薬物での対応実験、顕微鏡及び電子顕微鏡の画像、細胞の動画等 僕等の卒業後くらいの時期に新たに導入された実験方法など、臨床に携わっている僕たち臨床医とは違う基礎的な世界の話は、今だからこそ大変興味深く、楽しく聞かせて頂き、あっという間に終了の時間・・・・その後懇親会でも中華料理をつまみながらバイキン論議に花が咲き夜は更けて行ったのでありました・・・・・

内緒?ですが、一つ面白かったのが、(商品名を出すのは良くないのかもしれませんが、)洗口液の実験で、いろいろなメーカーから発売されていますが、一番殺菌効果の高かった洗口液は、○○○○—社の “がむでんたるりんす”でした。 僕も買いますよ(笑)

 
 
 
矯正歯科医会